「あなたの運動は何のため?目的に応じて運動は変えよう!」

パーソナルジム アレクシー 佐加伊 衛斗です。

今回はちよっと難しい話になりますが、「運動連鎖」についてお話ししていこうと思います。
 運動連鎖というのは「運動する時には複数の筋や関節が連動している」という意味です。

いわれてみれば当たり前だろと思うかもしれませんが、実際にそれが日々のトレーニングに活かされていない人が多くいます。

例えば、サッカーでキック力を強化したいとなった時に大腿四頭筋ばかり鍛えるというのは正しいアプローチでしょうか?

もちろん、サッカーのキックには大腿四頭筋も使われます。
ですが、下半身だけでなく上半身も含めた全身の連動がなければキック力は向上しません。

このようなスポーツのパフォーマンス向上のためであったり日常生活の中の動きをうまく行うためには「連動」が非常に大切になってきます。

「2種類の運動連鎖」

運動連鎖には

OKC(開放性運動連鎖:Open Kinetic Chain)
CKC(閉鎖性運動連鎖:Closed Kinetic Chain)

の2種類があります。

この2つの運動連鎖の違いは「連動する関節運動のうち、遠位の関節が自由に動くのか」ということです。
つまり、OKCの場合は末端部分が自由に動く運動であり、CKCは体幹部分が動く運動であるということです。

このことからOKCとCKCの違いやそれぞれの特徴があることがわかります。

例えば、関節運動の種類で見るとOKCはほとんどの場合単関節運動であり、CKCは多関節運動です。
また、負荷の種類で見るとOKCのほとんどはフリーウェイトやマシンを使ったトレーニングです。

一方、CKCは自重で行うトレーニングがほとんどです。

この2つの運動連鎖には良し悪しというものはなく、どちらにもメリットとデメリットが存在します。


OKC(開放性運動連鎖)メリット
初めに挙げられるのが「ピンポイントで鍛えることができる」という点です。
単関節運動・フリーウェイトやマシンを使ったトレーニングであることがほとんどであるという点から
1つ1つの部位に対して負荷をかけることがメリットの1つ目です。

また、ピンポイントで鍛えられることから「集中しやすい(意識しやすい)」点もメリットとして考えられます。
もう1つのメリットは「負荷を調整できる」という点です。

マシントレーニングがほとんどのOKCはリハビリの場面でよく活用されます。
また、運動初心者や体力がない人に対してのトレーニングとしても効果的です。

・CKC(閉鎖性運動連鎖)メリット
「日常生活やスポーツの際の動きに活かしやすい」という点です。
よく言われる「使える筋肉」「機能的な筋肉」はこのCKCによるものが大きいです。

当たり前のことですが、日常生活やスポーツの時に重りを持ったまま活動することはありません。
自分の体を使ってさまざまな動きに対応することで実生活の際に活かされやすくなります。

「まとめ」
冒頭でスポーツパフォーマンスや日常生活の動きの向上には連動が大切だと書きましたが、
この2つの運動連鎖の違いから自分にとって必要な運動の種類がわかると思います。

もしスポーツのパフォーマンスを上げたいのにも関わらず、OKCの運動にばかり取り組んでいたらそれは逆に遠回りしているかもしれません。

運動連鎖を理解して自分が最も必要とする運動を取り入れていきましょう。

今回のブログが参考になれば幸いです。

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