『浮腫み』の原因と対策２選～大切なのはふくらはぎ～

パーソナルジムアレクシー　
佐加伊　衛斗です！

勉強やお仕事で座りっぱなしが
多い方で足の浮腫みに悩まれている方はとても多いです。

さまざまな浮腫みの解消方法を試されたこともあるでしょう。

しかし、
中々浮腫みが改善されない方も多いと思います。

それは足が浮腫む根本的な原因を理解していないからです。

そこで今回はなぜ足がよく浮腫むのかという原因とメカニズム、
そして浮腫んでいるときにどのようなことをすれば良いのかについて解説していきます。

「浮腫とは！？」

そもそも浮腫みとはどのようなものなのでしょうか？

結論から言うと、
浮腫みとは細胞外液が増えることによって起きるものです。

当たり前ですが、
人間の体で最も多い要素は水です。

その割合は成人の場合だと約60％と言われています。

そして、
この60％のうちの約40％は細胞の中にある細胞内液、
20％が細胞同士の間にある細胞外液というものに分けられます。

この細胞外液の量が増えることで浮腫みが起きるのです。
通常の場合、
体内の水分は血管やリンパ管を通って出入りしています。

この出入りのバランスが取れている状態であれば、
細胞外液は増えることがないので浮腫むこともありません。

しかし、
このバランスが崩れてしまうと
細胞外液が増えて浮腫みが発生してしまいます。

「何故、デスクワークで浮腫みやすくなる！？」

先ほどの通り、体内の水分の出入りのバランスが悪いと浮腫みやすくなります。
では、座りっぱなしの人ほど浮腫みに悩むのはなぜでしょうか？　

人間は二足歩行する生き物です。
また、重力によって体内の水分は足に溜まりやすくなります。

しかし、溜まりっぱなしでは体に良くないので
押し戻す機能が備わっています。

それが「ふくらはぎ」です。

ふくらはぎの筋肉にはポンプのような機能があり、
足に送られた水分を上半身に押し戻すことができます。

通称：ミルキィングアクション
※血流の70％はこの力

しかし、座りっぱなしの状態だと
足の運動量が減り、ふくらはぎの筋力も低下します。

すると、
体内の水分の流れが悪くなって足に
水分が溜まったままになってしまうことで
足が浮腫んでしまいます。

「浮腫を解消するための方法」

足の浮腫みを解消するためには足を動かすことが必要になります。
浮腫みの原因はふくらはぎを使っていないことなので、
もちろんふくらはぎを使う運動は大切です。

しかし、
それだけでなく膝の裏や足首などふくらはぎの
周辺も一緒に運動するとより効果的です。

具体的な運動を挙げると、
まずはストレッチをしていきます。

膝の裏とふくらはぎを
それぞれ30秒かけて指でほぐしていきます。

これだけでも普段あまり運動をされない方は気持ちよく感じると思います。

　次に運動ですが、やはり一番効果的なのは歩くと言うことです。

特に坂道や階段などはふくらはぎの動きがより活発になるので、
普段車やエレベーターを多く使われる方はあえて階段を使ったり、
近くの距離までなら歩いて行くなどして足を使う頻度を増やしていきましょう。
　

また、座りっぱなしを避けるために時間を区切って
定期的に立ち上がることも効果的です。

「まとめ」

今回は足の浮腫みがなぜ起きるのか、
そしてそれを解消するためにどのようなことをすれば良いのかについて解説しました。

現代では1日のうちの
大半を座った状態で過ごす方が多いと思います。

ですが、座りっぱなしで
長時間過ごすと足に水分が溜まり、
浮腫みやすくなってしまいます。

大切なのは意識して座りっぱなしの状態を避けてあげることと
ポンプ機能のあるふくらはぎを積極的に使った運動をすることです。

この2点をまずは意識して足の浮腫みを解消していきましょう！

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