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「パーソナルジム昭和区御器所店」【コーヒーと腰痛の関係性】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。

腰痛は日本人の約8割が一生のうちに経験すると言われ、厚生労働省の調査でも「国民の自覚症状ランキング」で常に上位に入っています。

原因は筋肉疲労や姿勢の悪さ、ストレスなど多岐にわたりますが、
実は日常的に口にする「コーヒー」も腰痛に関係している可能性があるのをご存じでしょうか。

コーヒーが腰痛を和らげる可能性

コーヒーに含まれるカフェインは、中枢神経を刺激し、痛みを感じにくくする作用を持つことが知られています。
海外の研究では、カフェインを摂取した人は痛覚が軽減し、運動時の疲労感が減ることが報告されています。

これは腰痛が筋肉疲労や炎症に由来している場合、一時的に痛みを和らげる可能性があるということです。

また、カフェインは血流を改善する作用もあります。
適量であれば筋肉の緊張を和らげ、腰まわりの血流を良くすることで、こりや痛みを軽減する効果が期待できます。

一方で注意すべき点

しかし、コーヒーを飲み過ぎると逆に腰痛を悪化させるリスクもあります。

  1. 利尿作用によるミネラル不足
    カフェインには利尿作用があり、カルシウムやマグネシウムなど骨や筋肉の健康に必要なミネラルを体外に排出しやすくなります。
    これが長期的に続けば骨の強度が落ちたり、筋肉のけいれんやこわばりにつながり、腰痛を助長する可能性があります。

  2. 睡眠の質低下による慢性痛
    コーヒーを夕方以降に飲むと睡眠が浅くなり、疲労回復が妨げられます。
    米国立衛生研究所(NIH)の報告でも「慢性的な睡眠不足は腰痛や肩こりなどの慢性痛を悪化させる」とされています。

  3. 交感神経優位による筋緊張
    カフェインは交感神経を活性化しやすいため、過剰に摂ると筋肉がリラックスできず、腰まわりの緊張が抜けにくくなることがあります。

腰痛持ちの人におすすめのコーヒー習慣

  • 1日の摂取量は 2~3杯(カフェイン200~300mg程度)まで

  • 就寝6時間前からは控える

  • ブラックよりも ミルクを加えると胃腸への刺激を和らげる

  • コーヒーと一緒に ナッツやバナナなどミネラルを補う食品 を摂る

  • 水分不足を避けるために、コーヒーと同量以上の水を飲む

まとめ

コーヒーは適量であれば血流を改善し、痛みを和らげるサポートになります。
しかし、過剰に摂ればミネラル不足や睡眠障害を招き、腰痛を悪化させることも。つまり「量」と「タイミング」がカギです。

コーヒーを上手に楽しみながら、バランスの取れた生活習慣と適度な運動を組み合わせることが、腰痛改善への近道といえるでしょう。

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