パーソナルジム昭和区御器所店」【「濃縮還元ジュース」は本当に健康的?フルーツとの違いを知ろう】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。
忙しい朝や手軽にビタミン補給をしたいとき、コンビニやスーパーでよく見かける「100%フルーツジュース」。
パッケージには「濃縮還元」と書かれていますが、この言葉の意味を正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。
一見“果実そのまま”のように思える濃縮還元ジュースですが、実際のところはどうなのでしょうか。
・濃縮還元とは?
「濃縮還元」とは、一度果汁を水分を飛ばして濃縮し、その後に水を加えて元の濃度に戻す製法のことです。
この工程は、主に保存や輸送を効率化するために行われます。
つまり、絞りたての果汁をそのまま瓶詰めしているわけではなく、一度「濃縮→再構成」されているのです。
濃縮の過程では加熱処理が行われ、果物に含まれるビタミンCや酵素、ポリフェノールの一部は失われてしまいます。
そのため、製造後に人工的にビタミンCなどを添加して補うケースもあります。
・果物とジュースの決定的な違い
果物を丸ごと食べる場合と、濃縮還元ジュースを飲む場合では、体に入る栄養の働きが大きく異なります。
果物には食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
しかしジュースでは、この繊維がほとんど取り除かれているため、糖分が一気に吸収されやすい状態になります。
たとえばオレンジジュース100mlには約9gの糖が含まれ、これは角砂糖約3個分に相当します。
“健康のためにジュースを飲んでいるつもりが、実は血糖値スパイクを引き起こしている”というケースも少なくありません。
・「100%ジュース=健康的」とは限らない
「砂糖無添加だから安心」と思われがちですが、果物由来の果糖(フルクトース)も摂りすぎると脂肪肝や中性脂肪増加の原因になります。
ハーバード大学の研究では、果糖の過剰摂取がインスリン抵抗性や肥満リスクを高めると報告されています。
つまり、100%ジュースでも「飲み方次第」で健康を損ねる可能性があるのです。
・賢い付き合い方
濃縮還元ジュースを完全に避ける必要はありません。
ポイントは「量とタイミング」。
・コップ半分(100ml)程度を目安にする
・食後に飲むことで血糖上昇を緩やかにする
・朝の水分補給代わりではなく、食事の一部として取り入れる
また、どうしてもビタミン補給をしたい場合は、**“ストレート果汁”や“スムージー”**を選ぶのもおすすめです。
ストレート果汁は濃縮工程を経ていないため、より自然に近い風味と栄養が保たれています。
・まとめ
濃縮還元ジュースは手軽で美味しい一方、果物そのものとは栄養バランスが大きく異なります。
ビタミン補給としては悪くありませんが、「健康飲料」として過信するのは危険です。
“果物を食べるようにジュースを飲まない”という意識が大切。
自然な甘みを楽しみながら、摂り方を工夫することで、ジュースとも上手に付き合っていきましょう。
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