年末が近づくと、仕事や行事で忙しくなりながらも、ふと「来年こそは〇〇したい」と思う瞬間が増えますよね。

ですが、実際に「明確な目標」を立てて行動に移せる人は、意外と少ないものです。
せっかく一年を新たに始めるなら、自分の健康や心の充実につながる“本質的な目標設定”をしてみましょう。

まず、目標を立てるときに大切なのは「結果」ではなく「行動」に焦点を当てること。

たとえば「5kg痩せたい」という目標よりも、「週に2回、筋トレを続ける」「毎朝10分ストレッチをする」といった“行動目標”の方が、
継続もしやすく達成感も得やすいです。行動の積み重ねこそが、理想の結果をつくるからです。

次に、「なぜそれをやりたいのか」を明確にすることも重要です。単に「痩せたい」「健康になりたい」ではなく、
「疲れにくくして仕事をもっと頑張りたい」「家族と旅行を思いきり楽しみたい」といった“感情”や“背景”を意識することで、モチベーションが長続きします。

また、年末年始は生活リズムが乱れやすい時期でもあります。

夜更かしや食べ過ぎ、アルコールの取り過ぎは自律神経を乱し、心身のバランスを崩す原因に。
目標を立てる前に、まずは「睡眠・栄養・運動」の基本を整えることが、次の一年を健やかにスタートさせる第一歩です。

さらに、年の初めに“理想の自分”をイメージするのも効果的です。たとえば、「1年後の自分はどんな姿でいたいか」「どんな習慣を身につけていたいか」を書き出してみましょう。文字にすることで、頭の中のイメージが現実に近づきやすくなります。

そして、完璧を求めすぎないことも大切です。人は必ず波があり、思うように進まない時期もあります。
でも、そんな時こそ「今日は1分だけストレッチ」「寝る前に深呼吸を3回」など、小さなことから自分を整えることができます。

大事なのは“続ける力”です。

来年こそは、自分の心と身体を大切にできる一年に。
「健康」「習慣」「幸せ」をテーマに、無理なく続けられる目標を立ててみましょう。

どんな一年を過ごすかは、今のあなたの“選択”から始まります。