「平熱は何度くらいですか?」
健康診断や病院でよく聞かれるこの質問。なんとなく「36.5℃くらいかな」と答えていませんか?
じつは“体温”は、体の元気度・免疫力・代謝状態を教えてくれる、とても大切な指標です。
■ 体温が低いと何が起こる?
体温が1℃下がると、
つまり、冷え=太りやすく、風邪をひきやすい体になりやすいということ。
「なんとなくだるい」「疲れが取れにくい」「むくみやすい」
こう感じている人の多くは、体温が低めだったり、日中の体温の上がり方が弱かったりします。
■ 体温をつくっているのは“筋肉”と“血流”
体温を生み出している主な器官は、
とくに筋肉量が少ない人は、そもそも熱を生み出す力が弱いため、冷えやすくなります。
また、同じ体温でも「手足が冷たい」「お腹だけ冷える」場合は、血流が悪く、熱がうまく運ばれていない状態です。
デスクワークが多い
運動習慣が少ない
猫背や反り腰がある
こうした要因も、体温の低下や冷えにつながります。
■ 体温と免疫力の深い関係
私たちの体は、ウイルスや細菌と戦うとき、体温を少し上げることで免疫細胞の働きを高めます。
平熱が低い人は、この「戦闘モード」に入りにくく、
逆に、平熱が36.5〜37.0℃くらいに保たれている人は、免疫も代謝も安定しやすく、疲れにくい体に近づきます。
■ 今日からできる“体温アップ習慣”
体温をムリに上げるのではなく、「本来の自分のベストな体温」に戻していくイメージが大切です。
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軽い筋トレやウォーキングを習慣にする
→ 太もも・お尻・背中など、大きな筋肉を動かすと体温が上がりやすい
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湯船に10〜15分つかる
→ シャワーだけで済ませず、深部体温をじんわり温める
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タンパク質と鉄・ビタミンB群をしっかり摂る
→ 筋肉づくりや代謝アップに必須
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冷たい飲み物を“常温か温かいもの”に変える
→ とくに朝いちばんは、温かいスープやお白湯が◎
■ 体温は「なんとなく」ではなく“毎日のチェック項目”に
体温は、体重や血圧と同じくらい大事な健康指標です。
ときどきでいいので、
この2つのタイミングで測ってみると、自分のコンディションの変化に気づきやすくなります。
「最近、前より冷えてきたかも」
そう感じたら、体からの小さなサインかもしれません。
体温を整えることは、代謝を上げ、免疫を高め、疲れにくい体をつくる一番シンプルな健康習慣。
まずは、自分の“本当の平熱”を知るところから始めてみましょう。