パーソナルジムALEXY 名古屋市東区泉店代表のエイトです。

「食事制限してるのに全然体重が落ちない…」
「むしろお腹が張ってどんどん苦しくなる…」
そんなお悩み、ありませんか？

実はその原因、便秘かもしれません。

頑張っているのに痩せない人の多くが見落としがちなのが、
体の“出口”の問題です。

今回は、なぜ便秘だと痩せにくいのか？
そして自分のお腹の状態をどうチェックすればいいのか、
誰でもすぐにできる知識をお伝えします！

■便秘ってそもそもどんな状態？

便秘というと「3日出てない」とか「お腹が張って苦しい」というイメージがありますよね。

でも実際は、
✅ 毎日出ていてもスッキリしない
✅ コロコロして硬い便が少しだけ
✅ 残便感がずっとある
これも立派な便秘です。

日本消化器学会の定義でも、**「排便が少なく、困っている状態」**はすべて便秘に含まれます。

つまり、回数だけじゃなく「量」「形」「残っている感じ」がとても大切なんです。

■自分は便秘？簡単チェック方法

病院やクリニックでは、「ブリストル便形スケール」という世界共通の便の形表を使います。

これは便を7種類に分けて、どのタイプかを見るだけ。

1・2：コロコロ硬い → 便秘
3・4・5：バナナ状で理想的！
6・7：ドロドロ・水っぽい → 下痢傾向

なので、「毎日出てるけど、コロコロで少しだけ」という人は、間違いなく便秘傾向です。

アメリカ消化器学会の論文でも、ブリストルスケールは「便秘の診断と改善の指標」として世界中で使われています。

■なぜ女性は便秘になりやすい？

実際、日本でも女性は男性の約2倍も便秘に悩んでいると言われています（厚生労働省調べ）。

理由は大きく3つ。

① 女性ホルモンの影響
生理前に増えるプロゲステロンというホルモンは、腸の動きをゆるめる作用があります。だから生理前は便秘になりやすいのです。

② 腹筋量の違い
男性に比べて女性は腹筋が弱く、便を押し出す力が足りません。特にデスクワーク中心の人は要注意。

③ ダイエットでの食事制限
食事を減らすと、便の“材料”が足りなくなります。さらに水分や食物繊維も不足しやすいので、余計に便秘になりがちです。

■便秘の種類を知っておこう！

便秘と一言でいっても、実はいくつかのタイプがあります。

▶ 弛緩性便秘
腸の動きが弱く、便が進まないタイプ。高齢者や運動不足、食事量が少ない人に多いです。

▶ けいれん性便秘
ストレスで腸がギュッと縮こまり、便の通り道が狭くなるタイプ。若い女性に多いのが特徴です。

▶ 直腸性便秘
便意を我慢しすぎて、腸が便を貯め込むクセがつくタイプ。長時間の我慢や忙しさが原因。

海外の論文でも、便秘のタイプを見極めないと、間違った対策で悪化すると言われています。
だからこそ、自分のタイプを知ることが大事です。

■まとめ｜「出せる体」を作れば痩せやすくなる！

便秘が続くと、腸内に老廃物が溜まり代謝が落ちます。
お腹の張りだけでなく、むくみや冷え、肌荒れも起こりやすくなります。

つまり、どれだけ食事を頑張っても「出口」が詰まっていると痩せにくいのです。

だからこそ、
✔ 食物繊維をとる
✔ 水分をしっかり飲む
✔ 腹筋や呼吸を使って腸を動かす

こうした習慣で「出せる体」を作ることが、ダイエット成功のカギです。

無理な食事制限より、まずはお腹をスッキリさせることから始めてみてください！

毎朝のお通じが変われば、体も自然と軽くなっていきますよ。

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