「ダイエット中でもお酒はやめたくない」
そんなあなたに、前回に続いて飲みながら痩せるための具体的な工夫を紹介します。
今回は、飲み方・サプリメント・翌日のケアまで、少し意識するだけで体がぐんとラクになる方法を7つ解説していきます！

1. 食事を済ませてからお酒を飲む

最初に大事なのは、「先に食べること」。

空腹のままアルコールを摂ると、胃に負担がかかるだけでなく、 アルコールの吸収が早まり酔いがまわりやすくなるほか、血糖値の急上昇→急下降→暴食という流れを招きやすくなります。

先に栄養のある食事を済ませることで、血糖値を安定させながらアルコールをゆっくり代謝させることができます。

2. 空腹で飲まない

食事を済ませるのと重なる内容ですが、特にダイエット中は要注意。
空腹状態では血糖値が低く、飲酒によってさらに血糖値が乱れることで、脳が**「エネルギー不足だ！」と勘違いして過食モード**になります。

さらに、肝臓のグリコーゲンも空っぽになっていると、アルコールの代謝が追いつかず代謝が落ちてしまう原因にも。

事前に**タンパク質を含む軽食（例：ゆで卵、豆腐、チーズなど）**を口にしてから飲むのがベストです。

3. 水をたくさん飲む

アルコールには強い利尿作用があります。
つまり、飲んでいる以上に体の水分が出ていくということ。

体内の水分が不足すると、代謝が低下し、むくみや疲れ、便秘の原因にも。さらに脱水状態では肝臓の解毒機能も落ち、二日酔いがひどくなります。

【目安】
お酒1杯につき水1杯が理想。
ウーロン茶や炭酸水でもOKですが、カフェイン入りは控えめに。

4. ビタミンB群・Cのサプリメントを飲む

アルコールを分解する過程で、体内のビタミンB群やビタミンCは大量に消費されます。

• ビタミンB群：肝臓のアルコール代謝やエネルギー代謝に必要

• ビタミンC：抗酸化作用があり、体のダメージ回復に役立つ

不足すると疲れやすくなったり、代謝が落ちたりして、痩せにくい体質に傾いてしまうので、ダイエット中の飲酒にはサプリでの補給が◎。

5. できるだけ薄めて飲む

「濃いお酒はその分アルコール量も多い」
これは当たり前ですが、盲点になりがち。

焼酎・ウイスキー・ウォッカなどの蒸留酒は糖質ゼロのものも多くダイエット向きですが、 そのまま飲むとアルコール摂取量が多くなりすぎる傾向があります。

→水・炭酸水・お湯で割って「薄く」して飲むことで、自然と摂取量をセーブしながら、満足感も得やすくなります。

6. 寝る前に蜂蜜をなめる

「え、甘いものを摂るの？逆じゃない？」と思った方も多いかもしれません。

実は、アルコールを分解するためには肝臓にエネルギー（特に糖分）が必要。 その補給源として、蜂蜜のような自然な糖質を少量摂ることで、肝臓の負担を減らせるのです。

また、蜂蜜にはビタミンやミネラルも含まれており、アルコールの代謝を助ける補酵素の材料にもなります。

ただし、摂りすぎはNG。ティースプーン1杯ほどが目安です。

7. 翌日は「調整」ではなく「通常の食事」に戻す

飲んだ翌日は、「昨日食べすぎたから…」と食事を抜いたり極端に減らす人がいます。しかし、それは逆効果。

体は栄養不足を感じて「脂肪を溜め込みやすいモード」に入ってしまいます。

→翌日は、栄養バランスの良い普通の食事を摂ること。
特にたんぱく質・野菜・水分補給を意識することで、アルコールで負担がかかった肝臓や腸内環境を早く回復できます。

まとめ：賢く飲めば、お酒はダイエットの敵じゃない！

飲んではいけないのではなく、「飲み方を変える」ことがカギ。
今回紹介した7つのポイントを意識するだけで、体脂肪の蓄積を最小限に抑えながら飲酒を楽しむことが可能です。

あなたのダイエットが「我慢だらけ」にならないように。
“続けられる飲み方”で、美味しく・楽しく・健康的に痩せるを叶えていきましょう！

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