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パーソナルジム昭和区御器所店」【うつになりやすい時期と、栄養から整える心のケア】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。

季節の変わり目や年度の切り替わりなど、「なんとなく気分が落ち込む」「やる気が出ない」という時期があります。
実は、うつ状態は環境だけでなく季節・ホルモン・栄養バランスなど、さまざまな要因が重なって起こることがわかっています。
ここでは、うつになりやすい時期と、体の内側からサポートする“栄養療法”について解説します。

■ うつになりやすい時期とは

日本では、春と秋にうつ症状が出やすい傾向があります。
春は新生活・人間関係・気温変化など、環境のストレスが大きい時期。
一方の秋は、日照時間が減少し「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌が低下しやすく、気分の落ち込みが起こりやすくなります。

また、冬になると体内時計を整えるメラトニンが過剰になり、朝の目覚めが悪くなる「冬季うつ(季節性情動障害)」も報告されています。
このように、季節変動とホルモン・神経伝達物質のバランスが密接に関係しているのです。

■ 栄養面から見た“うつ”の背景

心の不調には、脳内の神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン・GABAなど)の乱れが関係しています。
これらを作るには、たんぱく質・ビタミンB群・鉄・亜鉛・オメガ3脂肪酸といった栄養素が不可欠です。

たとえば、

  • トリプトファン(大豆・卵・魚・ナッツなど)はセロトニンの原料

  • ビタミンB6・B12・葉酸は神経伝達物質の合成を助ける

  • 鉄や亜鉛は酸素運搬や神経の働きを支える

  • **オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)**は脳の炎症を抑え、うつ症状の改善効果も報告

逆に、糖質や加工食品の摂りすぎ、カフェインやアルコールの過剰摂取は神経を刺激し、心の安定を妨げることがあります。

■ 栄養療法でできること

近年では、薬だけでなく栄養療法(オーソモレキュラー療法)の効果も注目されています。
海外の研究では、うつ症状のある人の多くがビタミンB群や鉄・亜鉛・オメガ3などの栄養欠乏
を抱えていることが明らかに。
これらを食事やサプリメントで補うことで、気分の改善やエネルギー回復が見られるケースが増えています。

とくに現代人は、加工食品や外食の多さから慢性的なたんぱく質・ミネラル不足に陥りがち。
「最近疲れやすい」「寝てもだるい」「やる気が出ない」と感じたら、心の問題だけでなく栄養の偏りを疑うことも大切です。

■ まとめ

うつは「心の病気」というよりも、体と脳のエネルギー不足が原因で起こることも多いもの。
春や秋など、気温や日照の変化が大きい時期には、栄養と生活リズムを整えることが予防につながります。

ポイントは、

  1. タンパク質・ビタミンB群・鉄・オメガ3を意識して摂る

  2. 朝日を浴び、体内時計をリセットする

  3. カフェイン・砂糖を摂りすぎない

心と体はつながっています。
食事と生活習慣を見直すことで、薬に頼らない自然な回復をサポートしていきましょう。

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