【YouTubeショートを見続けるデメリット】

最近、子どもがスマホでYouTubeショートを長時間見続けている姿を見て、不安を感じました。大人でもつい見てしまう短尺動画ですが、その裏には脳や習慣に及ぼす大きなリスクが潜んでいます。

短い動画はテンポが速く、強い刺激で構成されています。それが脳に与える影響は思っている以上に大きく、日常の集中力や思考力にまで影響を与えます。

【YouTubeショート視聴の主なデメリット】

集中力の低下

短時間で次々に内容が変わるため、長時間の読書や勉強に集中できなくなる傾向があります。

ドーパミン依存

脳の報酬系（ドーパミン）が刺激され、「もっと見たい」という衝動が抑えられなくなります。

時間の感覚が狂う

「少しだけ」のつもりが何十分、何時間も経っていることがよくあります。

睡眠の質の低下

寝る前に見続けることで、ブルーライトの影響で眠りが浅くなりやすくなります。

感情の不安定化

強い刺激の動画に慣れると、日常の出来事に対する感動や感情の起伏が鈍くなることがあります。

特に子どもの場合、脳が発達段階にあるため、こうした刺激に対して非常に敏感です。成長ホルモンや記憶力、感情調整にも悪影響が出る可能性があるため注意が必要です。

【親としてできること】

視聴時間のルールを設ける

代替となる遊びや運動、会話の時間を作る

「見るな」ではなく「どう使うか」を一緒に考える

スマホや動画が悪いわけではありません。便利で楽しいツールだからこそ、上手に使うバランス感覚が大人にも子どもにも求められています。