「パーソナルジム昭和区御器所店」【コーヒーは自殺率を下げるが、エナジードリンクは上げる!?】
パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。
「朝の一杯のコーヒーがないと始まらない」という人も多いでしょう。
実はコーヒーには、眠気覚まし以上の効果があることが科学的に示されています。米国ハーバード大学の追跡研究によると、
コーヒーの摂取量が多い人ほど自殺率が低いというデータが報告されています。
一方で、若者を中心に人気の「エナジードリンク」は、過剰摂取や習慣化によって逆に自殺リスクを高める可能性があると最新の論文で指摘されています。
今回は、この対照的な結果について掘り下げてみましょう。
目次
コーヒーが自殺率を下げる理由
ハーバード公衆衛生大学院の研究(Michaëlssonら, 2013)では、約20万人を対象にした追跡調査で、
1日2〜4杯のコーヒーを飲む人は自殺リスクが約50%低下することが報告されました。
この効果の背景には、コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールの作用があります。
カフェインは中枢神経を刺激して抑うつ感を軽減し、さらにドーパミンやセロトニンといった「幸せホルモン」の分泌を促すことが知られています。
また、ポリフェノールの抗酸化作用が脳の炎症を抑え、ストレス耐性を高める可能性があると考えられています。
エナジードリンクが自殺リスクを高める理由
一方で、エナジードリンクにはコーヒー以上のカフェインが含まれていることがあります。
しかし、問題は急激で過剰な刺激にあります。
韓国やアメリカの疫学研究では、エナジードリンクを常習的に飲む若者において、
うつ症状や自殺念慮の発生率が有意に高いことが確認されています(Park et al., 2016; Richards & Smith, 2016)。
さらにエナジードリンクは砂糖を多量に含むため、血糖値の乱高下を引き起こし、気分の不安定さを悪化させます。
短期的には「元気になった」と感じても、その後の強い倦怠感やイライラが精神的な不調につながるのです。
エナジードリンクが依存を呼び戻す可能性
実際に、過去にコカインや覚せい剤などの薬物依存から回復した人たちが
「エナジードリンクを飲むと当時の感覚を思い出してしまい、見たくもなくなる」と証言しています。
その理由は、エナジードリンクに含まれる 高濃度カフェインと砂糖の組み合わせにあります。
急激に中枢神経を刺激し、血糖値を乱高下させる作用は、依存性薬物の「ラッシュ感」に似た感覚を呼び起こすと言われています。
つまり、過去の記憶と結びつきやすく、再び依存的な行動を誘発するトリガーになり得るのです。
まとめ
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コーヒー:適度な摂取で自殺率の低下や気分安定の効果が報告されている
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エナジードリンク:過剰な刺激や砂糖の影響で、逆に自殺リスクや精神的不調を高める可能性がある
つまり、同じ「カフェイン飲料」でも、どのように摂るかによって心の健康に与える影響はまったく異なるのです。
朝の一杯のコーヒーは、あなたの心を守る大切な習慣になるかもしれません。
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