「パーソナルジム昭和区御器所店」【横隔膜と下半身の冷えの関係とは?】

冷え性、とくに下半身の冷えに悩む方は多いのではないでしょうか。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、日本人女性の約4割が「冷え」を自覚していると報告されています。
冷えは単なる不快感にとどまらず、代謝の低下や免疫力の低下、疲労感の持続など、全身の健康に影響を及ぼすことが知られています。
そんな「冷え」と深く関わるのが、私たちの呼吸を司る筋肉 ― 横隔膜です。
目次
横隔膜と血流の関係
横隔膜は胸腔と腹腔を隔てる大きな筋肉で、呼吸運動の中心的な役割を担っています。
息を吸うと横隔膜は収縮して下がり、吐くと緩んで上がります。
この上下運動は「呼吸ポンプ」と呼ばれ、肺だけでなく、下半身の血液やリンパ液の循環を助けています。
近年の解剖学的研究では、横隔膜の動きが下大静脈やリンパ管の還流をサポートし、下半身の血液うっ滞を防ぐ働きがあることが明らかになっています。
つまり、横隔膜がしっかり動かないと、下半身に血液が滞りやすくなり、冷えやむくみにつながるのです。
ストレスと横隔膜の硬直
冷え性の方に多く見られるのが「胸式呼吸」です。
ストレスや長時間のデスクワークにより、呼吸が浅く胸だけで行われると、横隔膜は十分に動かなくなります。
その結果、腹腔内の血流や腸の蠕動が低下し、下半身に血液がたまりやすくなるのです。
とくに女性ではホルモンの影響もあり、末梢循環の弱さが冷えを助長します。
横隔膜を動かすセルフケア
横隔膜をしっかり使うためには「腹式呼吸」が有効です。具体的には以下の方法が推奨されています。
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仰向けで横になる
手をお腹に置き、鼻から息を吸いながらお腹を膨らませる。 -
ゆっくり吐き出す
口から細く長く息を吐き、お腹をへこませる。 -
1日5分を目安に
就寝前や仕事の合間に取り入れると、自律神経も整いリラックス効果が得られます。
また、軽い下半身運動(ウォーキングやスクワット)を組み合わせることで、血流促進効果はさらに高まります。
まとめ
下半身の冷えは「血流の停滞」が大きな要因ですが、そのカギを握るのが横隔膜の動きです。
深い呼吸によって横隔膜をしっかり使うことで、下半身の循環が改善され、冷えの解消につながります。
もし慢性的な冷えに悩んでいるなら、サプリや温活グッズだけに頼らず、「呼吸」というシンプルな方法を見直してみてはいかがでしょうか。
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