「パーソナルジム昭和区御器所店」【運動で生まれる“食欲抑制シグナル”ラクトフェン】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。
ダイエットを頑張っているのに、つい食べすぎてしまう…。そんな悩みを抱える人に朗報です。
最近の研究で、運動によって体内に生まれる「ラクトフェン(Lac-Phe)」という分子が、空腹感を抑える役割を持つ可能性が報告されました。
ラクトフェンは、乳酸とアミノ酸のフェニルアラニンが結合してできる代謝物です。
運動をすると筋肉で乳酸が生まれますが、その乳酸を材料にラクトフェンが合成され、血液中に増えることが分かっています。
特に中〜高強度の運動をした時にラクトフェンが大きく上昇するという報告もあります。
2022年に Nature 誌に発表された研究では、ラクトフェンを投与したマウスの食欲が低下し、体重増加も抑えられることが示されました。
さらに、肥満状態のマウスでは特に強く作用し、過剰な食事摂取を防いでいたのです。
また、糖尿病治療薬「メトホルミン」を服用している人でもラクトフェンが上昇し、それが体重減少効果の一因になっている可能性も報告されています。
もちろん、人間での効果はまだ研究段階です。
運動後に「なぜか食欲が減る」という体験談はよく聞きますが、その背景にラクトフェンが関わっているかもしれません。
とはいえ、ラクトフェンは運動直後に一時的に増えるだけで、時間が経てば低下します。
運動直後に食欲が落ち着くのは、科学的に裏付けがある現象だと考えられるのです。
では、日常生活でどう活かせば良いのでしょうか。
ポイントは「ある程度の強度で体を動かすこと」。
軽い散歩でも効果はゼロではありませんが、筋肉に刺激を与える運動ほどラクトフェンが増えやすいとされています。
例えば、短時間のジョギングやサーキットトレーニングなどが有効です。
ラクトフェン研究はまだ始まったばかりですが、将来的にはサプリや医療にも応用されるかもしれません。
現時点では、「運動そのものが最高のラクトフェン生成法」と覚えておきましょう。
食欲のコントロールが難しいと感じている人は、まず体を動かす習慣から取り入れるのがおすすめです。
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