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「パーソナルジム昭和区御器所店」【アストロサイトが 代謝を乱すという新発見】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。

私たちは「脂っこい食事を続けると太る」と聞くと、脂肪がつくだけの問題だと思いがちです。
しかし最新の研究で、高脂肪食は脳の細胞そのものを変化させ、代謝や食欲をコントロールする働きに影響を与えることが分かってきました。

この研究はオーストラリアのモナシュ大学などのチームによって行われたもので、
焦点となったのが「星状細胞(アストロサイト)」と呼ばれる脳のサポート細胞です。アストロサイトは、
神経細胞(ニューロン)を支え、情報の伝達やエネルギー供給を助ける重要な役割を担っています。

高脂肪食でアストロサイトが“炎症モード”に変化

研究では、高脂肪食を与えた動物の脳内で、アストロサイトが炎症を起こしたような状態に変化することが確認されました。

通常、アストロサイトは脳を守る役割を果たしていますが、
脂肪の摂りすぎでこのバランスが崩れると、神経の働きを乱し、食欲や代謝の調整に悪影響を及ぼすのです。

特に視床下部という「体のエネルギー管理センター」において、アストロサイトの炎症反応が強くなることで、
脳が「もう十分に食べた」という信号を出しにくくなり、食べ過ぎや肥満につながると考えられています。

代謝だけでなく「集中力」や「気分」にも影響

興味深いのは、高脂肪食によるアストロサイトの変化が、代謝だけでなく脳の認知機能や感情にも影響を与える点です。
炎症性サイトカインが増加すると、記憶力や集中力の低下、不安感の増大などが引き起こされることも報告されています。

つまり、「食べすぎで太る」だけでなく、「脳のパフォーマンスも下がる」可能性があるのです。

脳と体を守るための食生活とは?

最新の知見から言えるのは、ダイエット=体の見た目だけでなく、脳の健康を守る行動でもあるということです。

  • バランスの良い食事(特に魚・野菜・全粒穀物・発酵食品)

  • 良質な脂質(オメガ3など)を意識して摂る

  • 睡眠や軽い運動で脳の炎症を抑える

このような生活習慣が、アストロサイトの正常な働きを守り、代謝のバランスも保つ鍵となります。

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