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パーソナルジム昭和区御器所店」【コレステロールが高かったらどうする?】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。

健康診断で「コレステロールが高いですね」と言われた経験はありませんか?
多くの人が「油っこいものを控えよう」「まあそのうち下がるだろう」と軽く考えがちですが、実はコレステロールの数値が高い状態を放置すると、
将来的に心臓や脳の血管トラブルにつながる危険があります。

今回は、コレステロールの基礎知識と、今日からできる改善法についてわかりやすく解説します。

■そもそもコレステロールとは?

「悪者」と思われがちなコレステロールですが、実は体にとって欠かせない成分です。
細胞膜の材料となり、ホルモンや胆汁酸の生成にも必要です。
つまり“ゼロにすればいい”ものではなく、バランスが大切なのです。

血液中のコレステロールには主に2種類あります。

  • LDLコレステロール(悪玉):血管の壁にコレステロールを運ぶ働きがありますが、多すぎると血管に付着し動脈硬化の原因に。

  • HDLコレステロール(善玉):余分なコレステロールを回収し、肝臓へ戻す働きをします。

つまり、「悪玉が多く、善玉が少ない」状態が続くと、血管が硬く狭くなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

■コレステロールが高くなる原因

コレステロールの上昇には、食生活だけでなくさまざまな要因が関係します。

  1. 飽和脂肪酸の摂りすぎ(バター、ラード、肉の脂身など)

  2. 糖質の摂りすぎ(甘いお菓子や清涼飲料水)

  3. 運動不足(HDLが減りやすくなる)

  4. ストレスや睡眠不足(ホルモンバランスの乱れ)

  5. 遺伝的要因(家族性高コレステロール血症など)

中でも意外なのが「糖質」。
実は甘いものや精製された炭水化物の摂りすぎは、肝臓で脂質合成を促進し、コレステロール値を上げてしまうのです。

■コレステロールを下げるためにできること

  1. 食事の見直し

    • 肉の脂身よりも魚を選ぶ(青魚にはEPA・DHAが豊富)

    • 揚げ物やスナック菓子を控える

    • 野菜・海藻・きのこ類で食物繊維を増やす

    • 卵は1日1個程度なら問題なし

    • オリーブオイルやアーモンドなどの不飽和脂肪酸を活用

  2. 適度な運動

    • 有酸素運動(ウォーキングやサイクリング)はHDLを増やす

    • 筋トレで基礎代謝を上げると脂質代謝も改善

  3. ストレスと睡眠の管理

    • 睡眠不足やストレスはホルモン異常を起こし、LDLを増やす要因に。

    • 深呼吸、ストレッチ、湯船につかるなどのリラックス習慣を。

■放置するとどうなる?

高コレステロールの状態を放置すると、動脈硬化が静かに進行します。
血管の内側にコレステロールがたまり、血液の流れが悪くなることで、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気のリスクが高まります。
特に女性は更年期以降、女性ホルモンの減少によりLDLが上がりやすくなるため注意が必要です。

■まとめ

コレステロールが高いと聞くと不安になりますが、ほとんどの場合は生活習慣の見直しで改善可能です。
大切なのは、早めに気づき、日々の食事・運動・睡眠を少しずつ整えること。
「健康診断の数値」をただの数字で終わらせず、“未来の体のサイン”として受け取ることが、健康寿命を延ばす第一歩です。

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