パーソナルジム昭和区御器所店」【解毒にエネルギーを奪われ、脂肪燃焼がストップする?】

パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。
「お酒を飲むと太る」とよく言われますが、その理由を単に“カロリーが高いから”と考えていませんか?
実は、アルコールの本当の問題は「肝臓での代謝」にあります。
アルコールを分解するために、体は大量のエネルギーを使い、脂肪を燃やす仕組みが一時的に止まってしまうのです。
■ アルコール分解にはエネルギーが必要
私たちがアルコールを摂取すると、まず肝臓で「アセトアルデヒド」という有害物質に変わり、さらに「酢酸」へと分解されていきます。
この一連の分解作業を担うのが肝臓の酵素たち。彼らが働くためにはエネルギー(ATP)が必要です。
つまり、アルコールを飲むことで肝臓は“解毒モード”に入り、体内のエネルギーを大量に消費してしまいます。その結果、筋肉や脂肪を燃やすためのエネルギーが後回しになってしまうのです。
■ アルコールが脂肪燃焼を止める理由
肝臓は「生命維持に関わる重要な仕事」を優先する臓器です。
アルコール(=毒物)を分解することは命を守るために最優先の作業。
そのため、脂肪の分解や糖代謝といった“エネルギー産生”のプロセスが一時的にストップします。
また、アルコールの代謝で生じる「酢酸」は一時的にエネルギー源として使われるため、体は「脂肪を燃やさなくてもOK」と判断します。
結果として、脂肪の燃焼が抑えられ、エネルギー消費効率が下がるのです。
■ 飲みすぎると「代謝低下体質」に
さらに怖いのは、慢性的な飲酒によって肝臓の代謝能力が落ちることです。
アルコールの分解で生じる活性酸素は、肝細胞を傷つけ、解毒や脂肪代謝に関わる機能を低下させます。
その結果、「脂肪が燃えにくい体」「疲れやすい体」になりやすくなります。
とくに、毎晩のように飲酒する人は、体が常にアルコール処理で手一杯の状態。どんなに運動しても、脂肪が思うように減らないのはこのためです。
■ 太りにくく飲むためのポイント
完全にお酒をやめる必要はありませんが、飲み方を工夫することが大切です。
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休肝日をつくる:肝臓を休ませる日を週2日以上確保
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水分をしっかり摂る:代謝と解毒をスムーズに
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空腹で飲まない:血糖値の乱高下や代謝低下を防ぐ
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タンパク質・ビタミンB群を意識:肝臓の代謝をサポート
■ まとめ
アルコールを飲むと、体は脂肪を燃やすどころか“解毒作業”に全力を注ぎます。
つまり、「飲みながら痩せる」は、かなり難しいということ。
ダイエット中の人は、“どれだけ飲むか”よりも“どう付き合うか”を意識して、肝臓に優しいライフスタイルを心がけましょう。
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