
パーソナルジムALEXY トレーナーのエイトです。
12月24日、クリスマス・イブ。
家族や恋人、仲間と過ごす特別な夜は、気分も高まり、美味しい食事やお酒がつい進んでしまう日です。
しかし、実はこの“楽しい時間”の裏側で、体に思わぬ負担がかかっていることをご存じでしょうか?
■ クリスマス・イブは心臓発作が増える日?
スウェーデンの研究チームが28万件以上の心筋梗塞データを分析した結果、クリスマス・イブは一年の中で最も心筋梗塞が増える日であることがわかりました。
そのリスクは通常よりも約37%高く、特に午後10時頃がピークとされています。
原因は、飲みすぎ・食べすぎ・寒さ・ストレス・睡眠不足など、いくつもの要因が重なるため。
一見楽しいイベントですが、体にとっては“非日常のストレス”が大きく、血圧や血糖値の急上昇を引き起こしやすいのです。
■ 食べすぎ・飲みすぎがもたらす体への負担
クリスマス料理は高脂肪・高糖質のメニューが多く、さらにお酒を加えることで肝臓はフル稼働。
その結果、消化器や代謝機能に負担がかかり、翌日の倦怠感やむくみ、胃もたれの原因になります。
また、アルコールには強い利尿作用があり、体内の水分と電解質が失われて脱水状態に。
「翌朝だるい」「頭が痛い」と感じるのは、単なる飲みすぎではなく、体が水分不足でSOSを出している状態なのです。
■ 寒さと血管の関係にも注意
イブの夜は冷え込みも厳しく、急な温度差が血管を収縮させます。
特に入浴後や屋外でのイベント後は、血圧が急激に変動しやすく、心臓への負担が増す傾向があります。
暖かい服装で外出し、冷えを感じたらすぐに温かい飲み物を取り入れるようにしましょう。
■ 健康を守りながら楽しむコツ
・お酒1杯につき水1杯をセットで飲む
・空腹でアルコールを摂らない
・脂っこい食事の前に野菜をとる
・睡眠時間を確保する
これらの小さな意識で、翌日の体調は大きく変わります。
■ まとめ
クリスマス・イブは、1年のご褒美として心も体もリラックスしたい日。
でもその一方で、体はストレスと負担を感じやすい日でもあります。
せっかくの楽しい夜を後悔で終わらせないためにも、少しだけ“体をいたわる選択”を意識してみましょう。
健康な体でこそ、心から幸せなクリスマスを過ごせます。