パーソナルジムALEXY　トレーナーのエイトです。

男性にとって「魅力的な体をつくる」というのは、単に筋肉をつければいいという話ではありません。

実際に、女性が“特に惹かれる筋肉の部位”には一定の傾向があり、そこに意識を向けることで「魅力的な体づくり」がグッと近づきます。

◆ １「肩＝安全と頼もしさの象徴」

女性に最も支持されている筋肉部位のひとつが、肩（＝広い肩幅、発達した三角筋）です。ある調査では、
肩幅からウエストへの比率（いわゆる“逆三角形”Vシルエット）が、男性の魅力を評価する上で大きな要素だったと報告されています。

広い肩は、視覚的に「守ってくれそう」「頼りになりそう」という印象を与え、進化心理学的にも安心・安定のサインとも捉えられます。

◆ ２「腕（上腕・前腕）＝日常で頼れる“力”の証」

次に多く挙がるのが、腕（特に上腕二頭筋・上腕三頭筋・前腕）です。
ある調査では、200人以上の女性に「どの筋肉が魅力的か」を尋ねたところ、腕がトップに挙がったという結果もあります。
腕が発達しているとTシャツや半袖でも目につきやすく、「動ける男性／頼れる男性」の印象を与えやすいのが理由と考えられます。

◆ ３「背中＆ウエスト＝逆三角形が作る“フィット感”」

肩とともにバックアップとして重視されているのが、広い背中（広背筋）と締まったウエストです。

いわゆる“Vシルエット”を形づくる部位で、ある研究では「背中の幅」が魅力を感じるポイントの79％を占めたというデータもあります。
背中がしっかりしていてウエストが絞れていると、全体的にアスリートのような“機能美”を感じさせ、
健康的な体づくりをしている印象を与えることができます。

◆ ４「腹筋・腹斜筋（オブリークス）＝余裕と集中のサイン」

「腹筋＝シックスパック」というイメージが強いですが、調査では 腹斜筋（オブリークス） や “アドニスベルト” と呼ばれるV字ラインの方が、
女性にはより魅力的に映るという結果もあります。

これは、“鍛えるのが難しい部位”であり、かつ体脂肪の少なさを示すサインとして受け止められているためです。
ただし、過度な腹筋強調（極端な体脂肪の少なさ）には注意。調査によると女性は“バランスの良い筋肉”を好む傾向があります。

・トレーニングで意識したいポイント

• 肩・背中・腕・腹斜筋を中心にトレーニングを組む

• ただ大きくするだけでなく、**「幅・形・バランス」**を意識

• 脚・お尻・体幹も補助的に鍛えることで、全体の調和が取れる

• 過剰に筋肉を追求しすぎず、健康的で動ける体づくりを目指す（女性調査ではむしろ“ほどよい筋肉”も支持されている）

・ まとめ

女性が魅力を感じる筋肉部位は、「肩」「腕」「背中・ウエスト」「腹斜筋」という4つに特に多く言及されています。

これらの部位をただ“大きくする”ではなく、“機能的・バランスよく整える”ことで、
見た目の印象だけでなく健康的・頼りがいのある体をつくることができます。

筋トレをするなら、その目的を「モテるため」ではなく、「健やかで動ける体をつくるため」に設定してみてください。
結果として、その体が自然と魅力的に映るはずです。